roricaの殴り書き板。

メモ用紙みたいな

DELL Inspiron 14 7420 2-in-1を買ってみた。

快適にネット見たり、動画観たり、お絵描きできたりするパソコンが欲しかった。

これは天板...ではなくダンボール。

 

 

何故買った

今まで使っていたPCがイマイチだったので解雇するべく安いPCを探していました。ついでならタッチパネルな2-in-1なPCが良いなーということで色々物色していたらInspiron 14 7420 2-in-1が公式サイトで数日間限定?セールしていて86000円くらいでした。Alder Lake世代は触ったことがなくて、しかもこの円安で8万円台なら悪くないかなーと思いポチ。

なんかこの機種、人気ないのか知りませんが異様にレビュー記事が少ないので、筆者がレビュー記事の下位互換的なものを書きます。レビュー記事そのものではない。

Inspiron 14 7420 2-in-1は即納モデルが用意されていて、筆者はそれの下から2つ目のグレードを買いました。

Inspironシリーズを買うにあたってちょっとしたTip。購入時に選べるアクシデンタルダメージサービスは内容の割に安いと思うので、1年間の精神衛生を保つ意味でもつけることを推奨です。DELLの回し者でもなんでもないので、これ以上は推しません。この記事書いてお金がもらえる訳でも、PCがタダでもらえる訳でもないのです。ちゃんとクレジットカードに約87000円分の請求がきてます。

 

こんな構成

構成は以下の通り。

Intel Core i5-1235U
DDR4-3200 8GB 1枚
Intel UHD Graphics
NVMe SSD 256GB
Intel AX211 Wi-Fi 6E
Windows 11 Home
1920×1200 (FHD+) WVAタッチパネル光沢ディスプレイ

 

夢が詰まった10コアCPU

CPUはAlder Lake-UのCore i5-1235Uです。Pコア2コアとEコア8コアのデカコアで、Pコアはハイパースレッディングに対応して10C12Tになります。

Inspiron 14 7420 2-in-1にはCore i3-1215U, Core i5-1235U, Core i7-1255Uの3種類のCPUが用意されています。この中からCore i5を選んだ理由ですが、コスパがよさそうだからです。Pコア数は全グレード通して同じ。Eコアはi3が4コアでi5とi7が8コア。i5とi7を比べた時に違いが最大周波数とIris Xeの実行ユニット数くらいしかなかったのでi5にしました。

  i7-1255U i5-1235U i3-1215U
Pコア 2 2 2
Eコア 8 8 4
Pコア最大周波数 4.7GHz 4.4GHz 4.4GHz
Eコア最大周波数 3.5GHz 3.3GHz 3.3GHz
キャッシュ 12MB 12MB 10MB

製品の比較 (intel.co.jp)

この他にもCore i3だと、i5やi7から機能が削がれている部分があります。

10コアCPUただし8コアはよわよわの使用感ですが、Tiger Lake世代使ってた筆者からすればぶっちゃけ普通です。Tiger Lake-UP4の後継でありながらベンチマーク上はTiger Lake-UP3のCore i7を凌ぐ性能は持っているのです。いるのですが、筆者はCore i5-8250U以降のPCを渡されればAlder Lakeと言われようがComet Lakeと言われようが違いがわからんのです。性能は良いはずだけど、筆者の用途では体感差がない、そういうことです。

AlderLake-Uの血筋を辿るとYシリーズやCore mシリーズに行きつきます。超低電圧CPUで何の違和感もなく使えるという点には感動。あとはTiger Lake世代よりも発熱が少ない気がする。こういう、気分的なところにくる雑魚敵からのダメージが少ないのは重要です。低発熱でパフォーマンスを発揮できるという点にAlder Lake-Uの真価があると思います。

ベンチマークは取りません。PassmarkとかGeekbench見れば十分。

しかし思い描いていた10C12Tの使われ方と違う。

 

メモリは増設できる

2-in-1なPCって薄型化のためにオンボタイプのが多いんですが、7420のメモリは着脱可能です。7420買った理由の1/5くらいはこれ。

Core i5モデルだと最初に載ってるメモリは8GBの1枚挿し、スロットが1つ空いています。Core i7モデルだと8GBの2枚挿し16GB。性能でi5と大差ないi7とメモリ1枚増えた分とSSDの容量が2~4倍 (しかも使わない) になった分の価格差考えるとi7モデルは正直全くお得感がないので、i5モデル買ったうえで自分でメモリ足して16GBにする計画で行きました。4GBの2枚デュアルチャネルじゃなくて8GBの1枚シングルチャネルで送ってくるってことは、そういうことですよね?製造コストカットとか夢のないことは考えてはいけません。

DELLのPCは異様にメモリを消費する...気がする...ので8GBじゃ足りません。8GBで足りてようが足りてまいが、シングルチャネルで使う気にはならないので使えそうなメモリを探しました。DELLが公式に売っている、Inspiron 14 7420 2-in-1の対応が謳われているメモリがあります。しかーし。DDR4-3200 8GBで16000円はボ、ボッタクリィ...なので別ルートから入手します。DDR4-3200な8GBメモリは探せば新品でも3000円くらいで買えます。16000円も取られてしまってはケチってi5モデル買った意味がない。互換性保証代13000円は高い...という筆者の感覚は狂ってないと信じたい。

DELL直販を使わず、かつ安全に立ち回るために向かった先が海外版の同製品 (メモリの方) のページ。日本のページはレビューが少なすぎます。レビュー欄を見るとメモリの写真が上がっています。その型番を読むとMicronのMTA8ATF1G64HZ-3G2J1だそう。ということは、少なくともコレであれば相性問題が起きる可能性は低め。全く同じ型番のメモリを別ルートから3000円程で調達。
思ったよりもInspironが届くのが早かったので初日は増設用メモリが間に合わずそのまま、次の日に裏蓋がばっとやりました。外し方はDELL公式のマニュアルに書いてあります。ネジ緩めるだけ。簡単。


2-in-1なのでもっと窮屈なのかと思ってましたが、非2-in-1なノートと大差ない設計。メモリ、SSDWi-Fiカードはモジュールになっていて、SSDは2280までいけそう。ファンもそこそこデカいのである程度は冷えそうです。

話をメモリに戻して、元から載ってたやつを一旦剝がしてみます。

 

左が元から載ってていったん剝がしたやつ、右が自分で用意したやつ。なんか全然違うんだけど。メーカーKingstonだし片面実装だし。一応チップはMicronのロゴが見える。気にはなるものの買い直すほど問題でもないので見なかったことにして戻した後、買ったメモリも挿しました。

メモリを弄ると直後は起動に時間がかかりますが、ほっときます。ほっとくと小言をもらえるのでContinueを選択します。すると普通に起動します。

無事16GBとして認識されました。めでたしめでたし。

補足なんですが、最近のPCは優秀なのでタイミングだとか片面実装だとかメーカーだとかがごちゃごちゃの組み合わせでもほとんどの場合はデュアルチャネルで使えます。性能が低いメモリと高いメモリが混在した場合、低いメモリに合わせる形でデュアルチャネルになります。相性とかそういう問題があるので基本的には同メーカー同型番をおすすめはしますが、その辺ので片付けたい場合は一応使えることにはなってるよというお話です。ただしRyzenは知らん。けど、多分動くと思う。

ちょっとした補足ですが、某PCパーツメーカーの中の人曰く、DDR5でメモリバラバラはあまり推奨していないようです。多分DDR5はPMICがメモリ側に搭載されているからだと思う。


Iris Xeじゃない...だと...

販売ページを見るとCore i7モデルはIris Xeと書いてありますが、Core i5, i3モデルはUHD Graphicsになっています。Alder Lake-UのCore i5なのにIris Xeじゃないとは何事と思って調べたら、シングルチャネルだとIris XeはUHD Graphicsに名前を変えて怠けるようです。そういうことなら今回はメモリ増設するし問題ないよね、てことで気にせずポチ。

内蔵グラの仕様はCPUのグレードによって微妙に差があります。

  i7-1255U i5-1235U i3-1215U
内蔵グラフィックス Iris Xe Graphics Iris Xe Graphics UHD Graphics
グラフィックス最大周波数 1.25GHz 1.20GHz 1.1GHz
実行ユニット数 96 80 64

iGPUの実行ユニット数が違ったところで大差ないと思う。重い作業にせよ軽い作業にせよIris Xeの実行ユニット数が16個増えたか減ったかで体感差が出るとは思えないです。64個だろうが96個だろうが重いヤツは重いし軽いヤツは軽いでしょう。実行ユニット数96個のIris Xeと80個のIris Xe両方触ったことのある一個人の意見です。

そんなことよりデュアルチャネルです。名前がIris XeだろうがUHD Graphicsだろうが、どちらにせよデュアルチャネルは重要です。iGPUはシングルチャネルかデュアルチャネルかで性能差が大きく出るため、裏蓋開けることに思うところがないのであれば増設しちゃいます。メモリ増設したって話はさっき書いたので結果だけ書きます。

 

ビフォーアフター。前のスクショでチラチラ写ってたからバレてますが、今初めて見たってことにしてください。シングルチャネルとデュアルチャネルの違い以上の性能と機能の差がでるのかは知りませんが、デュアルチャネルにしたところIris Xeに名前が変わりました。劇的かというと、体感差は...無いな。

UHDにせよIris Xeにせよ、ゲームには物足りないけど日常使用であれば普通に余る程度のパワーを持っています。軽いゲームだったらある程度は動くこともあります。性能が低い分には問題ですが、余る分には基本的には困らないので問題なし。
自力で増設するデメリットとして、Iris Xeのシールは出荷時点で没収されてしまいます。

独り寂しく。哀愁漂うCore i5ステッカー。

 

SSDはPCIe 4.0。だけど

少なくとも主のPCにはKIOXIAのKBG50ZNS256Gが載っていました。BG5シリーズです。少なくとも、というのはPCのストレージ系は出荷時期によって載ってるものが違うことがあるため、一応。

DRAMを削った上でHMBを使用して誤魔化すタイプのSSDです。メインメモリを数十MB占拠してDRAM代わりに使うらしいですが、調べてみるとメインメモリ内だと暗号化されてないとかいう話があってやや不安。性能的には問題ないはずですが、基本的にDRAMはあった方が良い気がします。BG4というこれまたHMBなSSDが載ったPCを使ってたけど気にならなかったし、まあいっか。

BG5はPCIe4.0 x4に対応しています。対応しているだけです。このSSD仕様を見ればわかるんですが、速度的にはPCIe3.0 x4なNVMe SSDくらいの性能です。載ってるSSD自体はM.2 2230ですが2280まで入ります。意地でもPCIe4.0 x4の恩恵を受けるならSN770とか買ってつければ使えそうではあります。もっとも、このPCでそんな速度必要なのかはかなり微妙ですし、冷却がどうにもならないという点つけたところで効果は薄そうです。そしてSN770もDRAMレスでHMBを使用するタイプのSSDです。

 

ほんとに6E...?

Wi-Fi 6Eに対応したことになっているAX211が無線モジュールとして採用されています。が、日本国内でWi-Fi 6Eの6GHz帯が認可されたのは9月2日の話。そしてこのPCの発売日はそれよりも前です。Wi-Fi 6E対応製品は9月2日よりも前にチラホラ売られていましたが、それらは6GHz帯を使用できないように対策された上で日本国内に出荷されています。つまり6Eと書いてあるのに6GHz使えないという、なかなかな製品が存在していることになります。ではこの発売日は9月2日以前、製造日は不明、出荷は10月というInspiron 14 7420 2-in-1が6GHzに対応しているかどうか、答えは「?」です。

一応AX211の設定として超高帯域幅 (6GHz) という設定があり有効にできます、というか勝手に有効になっていました。ただこれは画面上そう表示されているだけで実際は使えないのか、本当に使えるのかは主の知識と機材がないのでわかりません。6GHz帯自体が使う使わないで言えば使わないですが、対応しているのかどうかは知っておきたいです。そもそも技適表示どこだこのPC、見つけたら調べてみようとは思います。

ちなみに日本語マニュアルにはサポート周波数帯域にガッツリ6GHzと書かれています。

 

Win11ならありがたいディスプレイ

Windows 11ではタスクバーを左寄せできなくなりました。そのせいで縦解像度が狭くなります。その点16:10の1920×1200なWUXGAディスプレイはかなりありがたいです。そのWin11を開発したMicr〇s〇ftは自社ブランドこと表面シリーズで3:2ディスプレイのモデルを売っています。

話を戻してInspiron 14 7420 2-in-1のディスプレイ。パネルの種類はWVAなんて名前がついていますが、技術的にはVAではなくIPSパネル的なものっぽいです。DELLは自社製品でIPSと明記したものも販売しているため厳密には別物...と思われる。公式のPDFを読んでもなんだか曖昧なことしか書いていません。"IPS is a type of WVA panel." とは書いてあるので、IPS系の何かくらいの認識で解釈してます。

その他、輝度は250nit、レスポンスタイム35ms、コントラスト比600:1となっていて性能はかなり微妙です。色域についてはNTSC 45%らしいのでsRGB換算だと約6割、褒められた性能ではないです。筆者のようにネット見たり動画観たりなだけなら十分な性能ですが、色が重要な用途では使えないと思います。

その他は10ポイントでのタッチとデジタルペンでの入力に対応 (後述) しています。

主がおおっと思ったのがこの画面。

これが何なの?って人が多いと思いますが自分が使ったDELLのノートは大半が6ビットでした。今までInspiron 5000シリーズばかり使ってたからなのか新しいモデルだからなのかはわかりませんが、今回のInspironは一応8ビットになってた。こんなこと書いたところで「これが何なの?」から「だから何なの?」に変わっただけだと思います。そう、これだけです。特別ディスプレイが以前のモデルよりもきれいだとかそんなことは残念ながら無いんですよね。数値上は改善されてる...はず...という話でした。

 

インターフェースはビミョい

USB Type-C ×2 (USB 10Gbps, DisplayPort 1.4, USB PD)
USB Type-A (USB 5Gbps)
3.5mm イヤホンジャック
HDMI 1.4
SDカードスロット

以上。以上なのです...

 

USB 3.2 Gen 2×2ですらなかった

なんでThunderbolt 4じゃないの?USB4ですらないの?最初の方に「悩んで買った」と書いたのですが、Thunderbolt 4かUSB4だったら本当に即買いでしたよ、ええ。USB 3.2 Gen 2×2ですが、これを使った周辺機器ってNVMe SSDを外付けにするケースくらいしか無いんですよね。こんなのが2基あったところで別に使わないんですよ。

【つ・い・き】

どうやら事情はもう少し複雑...のようです。ちょっと訳あって改めて仕様を確認してみたんですが、USB 3.2 Gen2としか書いてないんですよね。そしてこの機種以外でも、USB 3.2 Gen 2×2対応を謳ったDELL製のPCの仕様書がただのUSB 3.2 Gen2に書き換えられています。別機種の話にはなってしまいますが、偶然旧バージョンの仕様書が残ってた、ごみ箱に。具体的に "USB 3.2 Gen 2×2" が "USB 3.2 Gen2" に書き換えられていたり、データ転送速度が20Gbpsから10Gbpsに書き換えられていたりします。他の機種でも2022年7月に仕様書の改定が入ってるものがあります。

当然ながらUSB 3.2 Gen2とUSB 3.2 Gen 2×2は別物です。前者は1レーン10Gbpsですが、後者は2レーン使うことにより20Gbpsで転送する規格になっています。そして「Tiger Lake世代のxHCIはUSB 3.2 Gen 2×2をサポートしていない」という意見をネットで見かけたことがあります。

話をInspiron 14 7420 2-in-1に戻します。筆者はUSB 3.2 Gen 2×2なんてものを端から求めて買ってないので「あろうがなかろうがどっちでもいい」というラインですが、Inspiron 14 7420 2-in-1についても「USB 3.2 Gen 2×2対応」と書いているレビュー記事的なのが散見され、筆者もそれを鵜呑みにしたまま購入、記事にしていました(コレについては筆者が百悪い)。Inspiron 14 7420 2-in-1のマニュアルも22年7月に改訂が入っている、そしてそれよりも前に書かれたレビュー記事にはUSB 3.2 Gen 2×2と書かれていることを踏まえるとこの機種も恐らく仕様が書き換えられたものと思われます。筆者がこの機種を買ったのは10月なのでその時点ではマニュアルは置き換えられてたと思う...けど面倒だからそこまで確認してなかった←

長々と書きましたが、伝えたいことは

DELLTiger Lake, Alder Lake世代でUSB 3.2 Gen 2×2を謳ったPCはUSB 3.2 Gen2である可能性が高い

・転送速度が違うのに仕様書を黙って書き換えるだけで良いの...?(ユーザーへの周知は?)

・(多分)対応できないはずの機能を対応していると勘違いするほどいい加減でいいの?

という3点。

これとは別件で気付いたことがあるので補足

USB4のホストルーターとルートデバイスルーターがデバイスマネージャに居るんですが、実はUSB4使えるとか夢のある話...さすがに無いか。これを検証するには残念ながら筆者の知識とツールと財力が足りないので、この記事内での結論としてはInspiron 14 7420 2-in-1のUSB Type-CポートはUSB 3.2 Gen2 (USB 10Gbps) ということで。

一応両ポート機能は同じでDisplayPort 1.4とUSB PDに対応しているので最低限許容範囲ではありますが、ここまできたらUSB Type-Cポート1基でもいいからThunderbolt 4に対応してほしかったです。USB Type-Cは2ポートありますが、充電兼用です。USB PDをパスできるようなハブとかドックを買えばポートに無駄がなくなります。

 

USB Standard-Aは1つ

Standard-Aて俗に言うType-Aのことです。

USB 3.2 Gen1なので転送速度は5Gbpsです。正直、普通のUSBポートすぎてこれ以上コメントすることがない...。

 

3.5mmジャックも普通

これもコメントすることなし。本体スピーカーとイヤホンジャックで音量を別々に管理してくれるタイプのやつなので鼓膜にやさしい。世の中には本体スピーカーの音量設定そのままでイヤホンに流してくるふざけたPCも存在します。

 

HDMI 1.4は要らない

大抵のポートは使う予定はなくても "別にある分には困らない" 的な立ち位置のヤツが多いです。が、HDMI 1.4は正直邪魔です。折角つけるならせめて4K60Hzに対応させてほしい。中途半端な性能のものつけられても使い道がないですし、こんなのが貴重な本体側面のスペースを占領するくらいならUSBポート増やしてほしいです。

主の持っている外部ディスプレイは4Kしかないので、映像出力はUSB Type-CポートでDP Alt使って出力する必要があります。HDMI 1.4の出る幕はありません、30Hzなんて使ってられない。

【つ・い・き】

確認する機会があったのでG3223QというモニターにUltra High Speed HDMIケーブルを使って接続したところ、何故か4K60Hz RGBで出力できました。HDRは有効にできなかった。

【さらについき】

G3223Qのドライバ的なの入れたら何故がHDRいけた。

HDMI 1.4は4K30Hzが限界ですし、HDMI 2.0ならHDRは使えるはずなのでよくわかりませんが、この機種のHDMI 1.4ポートはドーピングができるようです。何だかよくわからん状況でさらにトラブると面倒なので、主は4K60Hz以上の外部ディスプレイを使うときはUSB Type-Cから出力します。

 

SDカードスロットも微妙

そもそも主はSDカードをそんなに使わないので要らないといえば要らないというのが正直な評価です。また、転送速度が30MB/sくらいしか出ないらしいのでカードリーダー買った方が快適に使えそう。こいつもHDMI同様無くていい枠です。

 

その他の部分

Windows 11 Proにしたかった...

筆者はWindows 11が嫌いなのでダウングレード権があるProにしたかった。しかし即納だとHomeが強制されていてProにはできません。標準モデルからPro選んだり指紋認証つけたり...とOS以外を即納モデルと同じ条件にしてみたところ数万円単位の価格差が出てきたのでやめました。これならMicrosoft Storeでエディションをアップグレードした方が安い。

で、今のところはそのままWindows 11 Homeで使ってます。エクスプローラーにタブ機能ついたし、Alder LakeならWindows 11の方が良い気がするからです。気がするだけで、10でも良いのかもしれない。

モダンスタンバイ諸々使えるので自動暗号化は使えます。勝手に暗号化されるので、回復キーは早めに回収しましょう。持ち主なのに突然アクセスできなくなる迷惑な不具合があるらしい。

 

指紋認証はGood

最近はノートPCでもあって当然になりつつある指紋認証です。即納モデルだと勝手についてきますが、普通のだとオプションぽいので注意です。精度は面積がデカいこともあってなかなか良いです。電源ボタンと一体になっていて、誤押下防止のためかかなり堅めのボタンになっています。

 

タッチパッドも良い

タッチパッドも良いです。デザインは難があり未だに受け付けない部分がありますが、感度が良いので許してます。ジェスチャーに対応していて、使っていて違和感や不快感はないです。ただ、隙間からホコリが入りそうで気になる。

 

音質も悪くない

これとは別にクアッドスピーカーな2-in-1 PCを持っているので相手が悪いですが、ノートPC、もっと言えば2-in-1としては音質は良い方です。世の中には国内メーカー製PC筆頭に、付いてない方がマシとすら思えるスピーカーが載ってるPCもあるのです。スピーカーは底面にRとLの2つ。Waves MaxxAudioProが使えるので画面上からある程度の設定が可能です。この辺は今までDELLのPC触ったことがあれば特に変わりません。

 

キーボードは普通

14インチなPCのキーボードとしては普通です。キーバックライトもあります。テンキーは主は使わないので無くて問題なし。ホットキーも良く使うのは揃っています。文句があるとすれば他言語のキーボードとパーツが共通なのでキーボード右側のデザインが難ありなところ。

 

カメラはシャッター付き

プライバシーシャッターの方のシャッターです。物理的にカメラを塞ぐことができるので安心。今の時代カメラ無しはそれはそれで問題があるのでありがたい。ちなみにカメラ自体の画質はそこまで良くないです。

 

開くと勝手につく

BIOSの設定で変えられますが、ディスプレイを開けるとシャットダウンした後だろうと勝手に電源がつきます。筆者がPCを開くときは9割以上がPCに用があるときなのでこの設定はそのまま使っています。清掃するために開いたときとかは迷惑な仕様ではあります。

 

片手で開かない

最近のは本体の重量とヒンジの硬さのバランスがとれていて片手でディスプレイを開けられるPCが多く、Inspironもその傾向なのです。しかし2-in-1だと厳しいらしく片手で開きません。そして割と硬め。タッチ操作やペン入力を考えるとこの強度でも良いのかも...?

 

付属品はなかなか良い

細かく書くとちょっとした紙類とか乾燥剤とかのモブキャラが居ますが、書くこともないし写真も撮り忘れたから名前だけの紹介で。

 

ACアダプタはUSB PD

LA65NM190なるACアダプタがついてきます。

さっきもUSB周りをディスったときに書きましたが、Inspiron 14 7420 2-in-1はUSB Type-Cから給電します。当然ACアダプタもUSB Type-Cな訳です。無駄にCT-3を持っているので調べてみました。今使わないと日の目を見る機会がないので。

 

USB BC DCP
USB PD 3.0 65W

に対応しており、PDOは

5V 3A
9V 3A
15V 3A
20V 3.25A

です。DELL純正ACアダプタなので一切のムダがないというか、Optional Voltageは一切採用しないというスッキリしたUSB PDなアダプタです。PPSには非対応です。ケーブルもしっかりしているので安心して使えそう。またVBus Hotではありません。

ACアダプタ側の表記はUSB PDのPDOと一致します。また菱形PSEマークがあり、デルテクノロジーズ株式会社の文字もプリントされています。ACアダプタ型の超誠実なUSB PDアダプタなのでこれ以上コメントはありません。

 

即納はペンが勝手についてくる

筆者はペンが欲しかったのでむしろ嬉しいですが、要らない人は本当に要らないかも。ついてくるペンはPN5122Wです。単6電池1本で12か月動くらしいです。日本だと単6の入手性は悪いですが、Amazonで買えば国内発送されますし実店舗でもチラホラ売ってるところがあります。充電式で独自のバッテリー積まれるより100倍はマシです。

規格はWacom AES 2.0で、1.0との下位互換があります。筆圧は4096段階、傾き検知機能付き。Wacom AESに対応しているPCなら大抵は使えるはずです。EliteBook x360では使えました。パームリジェクションに対応しているので液晶に手をガッツリ置いても問題なく使える...はず。デザインはカラーが黒しかないっぽいのが少しだけ残念ですが、シンプルで良いです。ボタンは側面に2つ。

気になるのは替え芯の少なさ。筆者は液晶にペーパーライクフィルムを貼っているのでペン先がゴリゴリ削れます。予備芯2本は入手性を考えるとやや不安です。
PN5122W自体は単品でも購入可能なようですが、約8700円するのでどうせ使うならPCにくっつけてもらった方がお得感があります。

Dell Peripheral Managerでペンの細かい設定ができます。なくてもペン自体は使えますが、使い込みたいのであれば入れておいて損はないです。

 

買ってからやったこと

フィルム貼った

ノートPCにおける光沢ディスプレイというものに魅力を感じていないので、それを潰すべくマットなフィルムが欲しいと考えていました。ついでに、ペンも使う予定なのでペーパーライクフィルムが欲しい。この機種用のちゃんとしたヤツも売ってましたが、高かったり用途に合わなかったり評判が悪かったりしたのでやめました。これは "ちゃんとしたヤツ" と言えるのか...?

とはいえ、さすがにタッチパネルモデルのディスプレイをそのまま使う気にはならなかったので全く関係ない16インチの液タブ用のフィルムを買って切って貼りました。マイクはベゼルのフチに追いやられているので、切り抜くのはカメラ部分だけでOKです。ペーパーライクフィルムを入手できましたし、価格も抑えられたのでヨシ。手間がかかった割に見栄えが悪いというデメリットもあります。

あと、ペーパーライクフィルムだとペン先がおろし器にあてられた野菜の如く削れていくので、ディスプレイを閉じたときにキーボードの隙間に削れたペン先の粉が入りそうだなとは思った。
タッチパッドにもフィルムを貼ろうと思ってこれまた関係のないデカめのスマホのフィルムを買ってきたのですが、タッチパッドが予想以上にデカくてフィルムがカバーしきれなかった。一旦諦めてます。

 

回復ドライブ作った

Windows標準機能で回復ドライブが作れます。使ってないUSBメモリが役に立つとしたら今くらいしか無いのでとりあえず作りました。最低32GB必要で、USBメモリの性能が遅くて毎秒3MBとかしか書き込めないのでまあ時間がかかるかかる。

 

クリーンインストールした

以前これとは別のInspironを使っていた時

・本体ストレージは壊れておらず
・特にパーティションも弄っておらず
・ネットに繋げと言われたから繋いだのに

Recovery Assistantから初期化できず使えなかったという問題が起きた過去があります。その私怨を晴らすべく回復ドライブが完成次第リカバリ領域は駆逐してWindows 11 22H2をクリーンインストールしました。DELLの余計なアプリとかMcAfeeとかの要らないというか邪魔なのが消えて、しかも無駄にSSD占拠してるだけで使えもしない回復パーティション分容量が稼げたので満足。

Windows 11は利用者の反感を買って使う気を削がせ、消費者の散財抑制に貢献するという素晴らしい機能が搭載されています。セットアップ時のMSアカウント強制のことですが、実は回避可能です。ネットワーク接続画面になったらShift+F10でコマンドプロンプトを呼び出して "oobe\bypassnro" を実行して再起動を待つだけ。すると、何故最初から用意しておかなかったとしか言いようのない "インターネットに接続していません" ボタンが顔を出すのでそれをクリックしてやればOKです。

ドライバはDELLが配布しているのとWindowsがUpdate経由で連れてくるドライバを組み合わせれば全部入ります。

Support Assistantはお好みで。ドライバアプデの通知とかはしてくれますが、言うほど重要ではないので思い出したときに手動で確認するくらいで丁度良いと思う。こちらが手動で入れたDELLのアプリはPower ManagerとPeripheral Managerの2つ。しかし後者はともかく前者はBIOSの設定も変えたのに設定ガン無視で充電してくる。50%以下で充電開始、85%以上で充電停止という設定なんですが、今見ると普通に「完全に充電されました 100%」。どうなってんのこの機能...
クリーンインストールの弊害ですが、新品のSSDに書き込んでしまうことと時間がとられること、Dell CinemaColorとかの一部アプリが再入手できなくなること。正直CinemaColorはあっても困りはしないものの無くても困らないので主は気にしていません。それよりは気持ち新たにすっきりしたOSを使いたかったので後悔は一切していません。

 

結局どうなの

今の今までInspiron 14 7420 2-in-1については書いていましたが、それに対する感想みたいなのはあまり書いてなかった。その辺ですが軽ーく書いておきます。

 

デザインはなんとも

デザインはTiger Lake世代のInspironの方が良かったです。閉じたときに目立つ排気口、段差になっているパームレスト部のプラスチック、スッカスカなサイドのポート群。持っていて恥ずかしいとか言う程のデザインでもないですが、前使ってたInspironの方が良かっただけに高評価とは言い難いです。別に人前で使っても気になるようなデザインではないです。

ちなみにパームレストのプラスチックがダサいと書きましたが、これは意外なところで、特に今の時期に真価を発揮します。パームレストが金属筐体のPCて冬場は冷たすぎて使う気が失せるのですが、良くも悪くもプラスチックなので手首を置くあたりがいい感じの温度になります。ので、ダサいものの機能的には評価に値します。

全体的な外観で予想外だったのは、思ったよりも存在感があったこと。16:10ディスプレイや着脱可能なメモリがスペースを食ってることもあってか、積極的に外に持ち出したいとは思えないサイズ感でした。持ち出せないことはないです。

 

機能は普通

2-in-1なPC、これに尽きます。特別機能が良い訳でもなく、かといって困るほどでもなく、2-in-1であれば許せるような、そういう意味で普通のラインを突いているモデルです。

こんな書き方するとイマイチな印象を与えてしまいますが、これは必ずしもデメリットではないと思います。使いもしない無駄機能のために値段が高くなるよりは良いです。実用上も問題がないので無難に使える、内部の拡張性もあるというのは十分に魅力だと思いますよ、主は。外部ポートはともかく内部は2-in-1にしては弄りやすい、Core i5-1235Uの性能も十分なのでしばらくは使えるPCだと思います。

性能的には十分すぎる、だけど2-in-1にしてはデカめで持ち出しにはあまり向かないということで家で使うことがメインになりそうです。主のもとには持ち出し機として優秀な人材が既にいるので、その座の奪取はこの大きさだと難しいです。性能は圧倒的にInspiron 14 7420 2-in-1が上なので使用時間はこちらが長くなりそう、なりそう。

 

総評

評価的なのが超短いですが、締めに入ります。ね、レビューじゃないでしょう?
副見出しつけるほど書くこともないのでそのまま書きます。買う前から分かってたことですが一言で表すならば「どこが7000シリーズなの?」です。良心的とは言い難い上に寂しいポート群に始まり2-in-1以上でも以下でもない機能まで、7000シリーズという響きほどの上位モデル感はないです。Evoプラットフォーム準拠のXPSを買ってほしいという考えがあるのかもしれませんが、主はこのInspiron 14 7420 2-in-1は5000シリーズとして売ってくれていい気がします。少なくとも、7000シリーズだと名前負けしている感じがしてしまいました。

とはいえ価格から考えれば十分すぎるモデルです。特に円安で某りんご筆頭に値段が上がっている訳ですが、値引きだったとはいえ新品の2-in-1でAlder Lake-UなCore i5のPCが8万円台で手に入るのはなかなかお得感があると思いました。相場なんて調べないで買ってるから言い切れはしない。正直、10万円越えだったらほぼ間違いなく買っていませんが、決して悪い機種じゃないと思います。

説得力が無さそうなので付け加えると、このPC買う前のTiger Lake世代なPCは酷かった。無駄にスペック上は高性能なCPUで冷却が間に合わずにパフォーマンスが出ない、システムが安定しないという、マトモに使えず安心できないPCでした。そういう意味で、この記事で多用した「普通」だとか「無難」というのは主としてはかなりありがたい要素です。PCは無難に安定して使えればそれでいいのです。プラスアルファな機能はその前提が確保されてからの話です。