roricaの殴り書き板。

メモ用紙みたいな

電卓を買ってみた。

令和の時代に電卓を買いました。

 

経緯

ふと

(そういえば部屋に電卓無いな?)

と思ったのと

(ポケットに電卓忍ばせたいな?)

と思ったからです。

そういう訳で小型のものと、家に置く標準的なサイズの電卓の2つを買うことにしました。

 

求めるもの

使いやすさは当然求めるとして、ついでなのでデザインにもこだわりたいですね。デザインが悪いと雑に扱いたくなる気がするので。

シンプルかつ使いやすい、具体的にはフラットなデザインの電卓を探すことにしました。

 

買ったやつ

小型のはSI-12Tを、家用はHS-1200TCを買いました。どちらもキヤノン製。

キヤノン製にした理由は2つあり、一つはかつて家にあったCanonの電卓が使いやすかったこと (家族が持ち出したきり返ってこないので現存しない)、フラットデザインの電卓をキヤノンくらいしか出していなかったことが挙げられます。

 

SI-12T

購入する前にレビューを確認していたので気付いてはいたんですが割と評判が悪い電卓です。しかし小型でデザインを重視するとコレしか選択肢がなかったので買いました。他の選択肢としては無印の電卓とかがあるんですが、ビミョーにあちらのほうがデカい。

使ってみた感想としては、レビューに反して思ったより打ちやすかった。ボタンはゴム製で滑りにくい、無反応は少なく、キー配列もクセがなく機能ごとにエリアが分かれているので使いやすいです。というか、この電卓を「打ちにくい」と酷評してる人は用途か購入する電卓を間違えてます。

気になったことはサインチェンジキー (±キー) が無いことです。これも実は購入前に気付いてはいたんですが選択肢がなかったので妥協した点です。√キー要らないからつけてほしかった。あとはゴム足がないので置いて使うには向いてない。ほんとに持ち運び、ポケット用電卓です。

正面からだと平らに見えますが裏面はラウンドしています。

バッテリーはLR54を内蔵しています。メーカー的には交換は想定していないらしく、電池蓋らしいものもなければ取説にそういう案内もありません。ただ、背面にネジが1本ささっているので自力で交換できる気はする。LR54って調べるとあまり出てこないけどLR1130が同等品、こちらはそこらへんで売ってるのでハードルは低そうです。

主の評価としては価格、サイズに対してかなり使いやすいかつデザインが良い、です。星つけるとしたら星4くらいですかね。

 

HS-1200TC

ホワイトを購入、レビューを見ても主にデザインが理由で購入されている電卓です。

こちらを使ってみた感想は、思ってたよりも使いにくい、です。ここでいう "思っていたより" はレビューを信じ込んだという意味で、つまりレビューの割には使いにくいような気がしたという話です。

案外キーの無反応が多く、キー配列もSI-12Tのほうがきれいだったような気がする。ただキーの無反応に関しては使い方の問題な気がするので慣れれば気にならないかもしれない。主はPCのキーボード等押し込みが弱めなので、特に同じキーを繰り返しで押すと高確率で抜けが起きます。配列は電卓だとたびたび見る0が1列左にずれているタイプで、主個人としてはあまり好みではない配置です。

その他は文句なしで、完全なフラットデザインでありながらディスプレイに傾斜があり、機能的にも申し分なく使いやすい電卓です。SIAA ISO22196の抗菌仕様らしいけどこの辺主は詳しくないので「そうなんだー」くらいに思ってます。多分1か月も使えば忘れる。一応調べると、抗菌加工していない製品と比較すると最近の増殖割合が100分の1とか書いてあった。

こちらはCR2016で電池交換が想定されているモデルです。

こちらも星つけるとしたら星4くらいですね。

 

その他共通の仕様

12桁液晶、ソーラー駆動のデュアルパワー等備えていて機能は十分です。地味にありがたいのが桁下げキーの存在で、小型のSI-12Tにもついてます。

他方本体に "設定" とか "確認" とかプリントされているのが玉に瑕。せっかくスッキリしたデザインなのでこのプリントが少し浮きます。割と真剣にどう剥がそうか悩んだ末、下手にいじって見栄えが悪くなったら嫌なので諦めました。