roricaの殴り書き板。

メモ用紙みたいな

今更VC-JCL10000を貰ったので使ってみた。

涼しくなったと思ったら蚊が大量発生してうんざり。

 

経緯

突然ですが、掃除機貰いました。

前から家にあった掃除機です。家族共用として自宅にずっと前からあることは知ってて主も度々使っていたんですが、実は主以外の人間が使っていたところを数回しか見ておらず、ここ1年に至っては誰も使っていなかった。貰って良いか聞いたらアッサリOK貰えたので自分用の備品としてもらっていきました。

 

VC-JCL10000とは

貰った掃除機はVC-JCL10000という東芝トルネオVコードレス掃除機で、ジャパネット専売のモデルです。

ハード面では、東芝の通常モデルを切って貼ったようなちぐはぐなモデルとないっています。

まず、クリーナー部分とヘッド類に関しては2015年モデルのVC-CL200/VC-CL1200がベースとなっています。VC-CL200とVC-CL1200の何が違うかというと、付属品が違います。VC-CL1200についてくる洋服用ブラシ、ふとん用ブラシ、ホースがVC-CL200にはついていません。共通の付属品は充電台、隙間ノズル、丸ブラシです。

ではVC-JCL10000の付属品はというと、ホースは付属するものの充電台、洋服用ブラシ、ふとん用ブラシが付属しません。

  VC-CL200 VC-CL1200 VC-JCL10000
充電台 -
丸ブラシ
隙間ノズル
ホース -
洋服用ブラシ - -
ふとん用ブラシ - -

充電台に関しては、VC-JCL10000には端子自体が存在しないっぽいので使えないと思う。ただ、その他の付属品は互換性がありそうです。

そして2015年モデルと違う点がもう1つ、バッテリーが異なります。実は2015年モデルのバッテリーは2000回充電を謳っておきながら、無理のない使い方でも1年前後で壊れるというしょうもない不具合を抱えており、散々ユーザーとオペレーターがモメたっぽい。そんなこともあってかは知らないけど、ベースは2015年モデルでありながらバッテリー仕様だけ2018年モデルと同じになっています。副産物として、ベースの2015年モデルよりもバッテリー駆動時間が微増している模様。バッテリー型番は2015年モデルがCL2-PG、VC-JCL10000がCL4-PGR-2です。

クリーナー部分は2015年仕様、付属品は半端、充電台はケチる、バッテリーだけは2018年仕様にしたのがこのVC-JCL10000です。

 

古いがパワーはある

東芝は吸込み仕事率を開示していないので雑感にはなりますが、割と吸います。ゴミセンサーでゴミがあると判断すると吸引力が勝手に上がりますし、バッテリー持続時間を犠牲にすればある程度のパワーで保たせることもできるのでコードレスだけど別途掃除機が必要になるような、そんなレベルではないと思います。カーペットとか吸うと結構ゴミが溜まって「おお...」ってなる。

 

手入れは面倒

5年前 (技術的には8年前) のモデルではありますが、機能的には割と充実しており普通に使えるコードレス掃除機です。問題点を挙げるならば、見出し通り手入れが面倒というか、設計が親切ではない。

ヘッドは実はモーター式で自走式です。しかしブラシの設計がよくないのか、よく絡まるので手入れが必要です。この手入れが、分解が面倒なうえに隙間に絡まると永遠に取れないという、手入れさせる気があるんだかないんだかよくわからない構造をしています。

そしてダストカップ。ユニット部分丸ごと水洗い可能というかなりありがたい設計である一方、ダストカップ上部に細かいホコリが分離される仕組み上、パッキン部分にゴミが溜まって取り外しのたびにホコリが舞うという割と鬱陶しい構造欠陥があります。水洗いは可能な一方で、ダストカップを外す度に不衛生というのがこの機種のデメリットです。

 

実用性

んまぶっちゃけ普通です。5(8)年前のモデルとしては優秀だと思います。あまり使ってなかったのが功を奏してバッテリーは持ちますし、吸引力も申し分なく、ヘッドの付け替えで色々な場面に対応できます。何よりタダなので文句はない。というか、今まで使ってた2013年製のコードタイプのトルネオよりも吸う。まあ2013年モデルが多分ヘタってきてるんでしょう。

本体部分は若干重いです。ただ、ヘッド自走式なのと、比較的バランスが取れているので通常の形態で使う分にはあまり疲れない。

そしてヘッドが前使っていたものよりも小型なので、テレビ台の下に潜れる点には感動しましたね。

 

人間、欲が出てくる

さて、割と優秀な掃除機が手に入ったわけですが、人間という生き物、欲が出てくるものです。ふとんブラシはやっぱりほしい。ので、調べました。

VC-CL1200の付属品のふとんブラシは 41456257 という型番?らしく、ヨドバシだと取寄せ、AmazonだとマケプレAmazon倉庫で在庫残少という状況でした。このプラスチックのカタマリ、しかも正式対応機種ではないので互換性がなくても文句が言えないモノに6000円もかけるの?と考えたときにふとバッテリー問題を思い出した。

 

2015年モデルを活用

先述の通り、2015年モデルはバッテリーに製造欠陥レベルの問題を抱えており、なんたらドットコムのレビューとクチコミ欄は荒地と化しています。このモデルの凄いところは、このバッテリー不良をまさかの1万円越えの有償修理しか受け付けないところです。さらに衝撃なのがこの明らかに問題のあるバッテリーは、型番上は2017年モデルのトルネオまで引き継がれています。ただ、2017年モデルはバッテリーで騒がれてないので、マイナーチェンジでも入ったんですかね?

とりあえず、2015年モデルのバッテリーは酷いんです。いや使ってないからわかんないけど多分ひどい。使い込む間もなくバッテリーが自滅するので、アクセサリーがきれいなまま残ります。きれいなアクセサリーはフリマアプリに流れてきます。これを狙います。

探してみると未使用品でも数千円で手に入る。少なくともメーカー取り寄せより圧倒的に安く、しかもほかのパーツもセットで手に入るのでこっちで買いました。ポンコツな姉妹機種がいるって、時に素晴らしいですね。

 

期待通り使える

正直イマイチ使い勝手の悪いパーツ収納用のバッグ、洋服用ブラシ、ふとん用ブラシなどの本来付属しない付属品をゲットした上で、隙間ノズルや丸ブラシ等の予備が数千円でゲットできました。やや不安であった互換性も問題なし、普通に使えます。というかダブった付属品見る限りマジで全く同じ。

 

ふとん用ブラシ自体がショボい

購入前から気付いていたことではありますがふとん用ブラシとは言え普通にプラスチックのカタマリなので「まあこんなもんだろう」は超えないんですよね。少なくとも、6000円出す価値あるかと言われるとかなりビミョい。

主はふとんを掃除機で吸うときは衛生的な観点からどうしてもヘッドは分けたいので買いました。